「目的」と「目標」

2018-02-19 23:32:28

 

すかさず! 大きな声で! スマイル!!

「目的」と「目標」

私(たち)は,あなたのことを誰よりも精一杯愛している。

 

 

みなさん,こんばんは!!
教員養成私塾「鍛地頭-たんじとう-」です。

 

 

平昌オリンピックは11日目を迎えました。日本人選手のメダル獲得で盛り上がっていますね~。

 

私も,かつては卓球に専念するスポーツ少女でした。
負けず嫌いな性格なので,相手が格上で負けると分かっていても試合を申し込んだものです。
運動神経だけは良い方なので(笑),スポーツ番組を見るとワクワクします。

 

オリンピックで活躍している選手は,幼いころからこういう大きな舞台を夢見て,日々練習に励んでいるのではないかと思います。
そして,夢が現実となり,日々の練習の成果を晴れ舞台で発揮できているのでしょう。
オリンピックの大舞台に立つという目的を持って,そのために,毎日,目標を掲げ,大舞台に一歩一歩近づいていき,目的を達成したのですね。

 

「目的」「目標」,一見同じように思えますが,実は異なった意味を持っています。
違いがわかる事典にある「目的と目標」の違いには,

 

「目的が最終的に目指すもの,目標がその過程で目指すものであるため,目的は抽象的で,目標は目的に比べて具体的になる」

 

とあります。

 

ああなりたい,こうでありたい,という目的(夢)のために,
ああしよう,こうしよう,と目標(日々の練習)を掲げ,それらを達成する。
その努力の積み重ねが,目的の達成(夢の実現)へと結びつくのだと,私は考えます。

 

私がずっと持ち続けてきた目的(夢)は,
「私が誰かを笑顔にすることで,その先にいる誰かが笑顔になること。」
「そして,この笑顔の連鎖で幸せだと思える人が増えること。」
この目的(夢)を達成するために,日々,私にできることは何かを考え,小さな目標の達成をコツコツと積み重ねているのです。

 

このブログを綴り続けていくのも目標の一つであって,その先(目的)には,鍛地頭で学ぶみなさんと児童生徒の笑顔があるのです。

 

目的と目標
みなさんも,それらの違いを明確に意識した上で,自らの目的目標を定め,夢の実現を目指していただきたいと思います。

 

[雑談追記]

 

 夢なき者に理想なし,
 理想なき者に計画なし,
 計画なき者に実行なし,
 実行なき者に成功なし。
 故に,夢なき者に成功なし。

 

 これは,吉田松陰の言葉とされる名言ですね。この名言に「目的と目標」の概念が明確でない(人の)場合を代入して考えると,どのようなことが言えるのでしょうか?
 名言中の「計画なき者に実行なし。」に着目してみましょう。
 「目標管理」による発想からして,「目的」と「目標」の意味合いを誤って捉えてしまっている場合,まともな計画ができるはずはありません。
 したがって,そういう(人の)場合,「計画」があっても,それはなきに等しいものになってしまうのです。
 とすると,結論は,名言と同様,「成功なし」。
 しかし,この場合,「夢」があっても「成功なし」となるところが辛いところなのです。

 

 

「目的」と「目標」

 

 

注:本Blogは,平成30年2月19日(月)にアメーバブログに投稿した「目的と目標」のリメイク版です。

 

 

(文責 副塾長)

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