「しごとしてください!!」―言語発達の見地から―

2018-06-15 06:07:19

 

すかさず! 大きな声で! スマイル!!

「しごとしてください!!」―言語発達の見地から―

私(たち)は,あなたのことを誰よりも精一杯愛している。

 

 

「生きる自分への自信を持たせる
鍛地頭-tanjito-」副塾長の住本小夜子です。

 

 

本日は,少し肩の力を抜いて,
日常の出来事をお伝えしようと思います。

 

 

まず初めに,
近頃,音沙汰のない塾長についてですが,
ちょっと,近況報告を♪
(えっ,必要ない?! まあまあ,そうおっしゃらず・・・。)

 

 

塾長は,当塾のホームページ作成のため,
来る日も来る日も,パソコンとにらめっこを続けております。

 

ここでも,やはり,あのブログ記事,
【塾長のカナダ武勇伝(?)―その4 語学研修Ⅲ-】
バカでかいカニのように,
ぶつぶつ,ブツブツ,よくわからない呪文を唱えています。

 

ホームページづくりは初心者の塾長。
やっと,要領をつかんできたと申しますか,
システムに慣れてきたといいますか。
(システムの方が慣れてくれたというべきか!?)

 

ホームページに関しては,
「自分で作ってみる!!!!」と意気込んでおりますので,
私は,シレーッと見守ることにしています。・・・。
(ブログとSNSは私に任せっきりなのです・・・(汗) はい・・・(汗))

 

 

「しごとしてください!!」―言語発達の見地から―

【寝食を忘れてホームページづくりに悪戦苦闘する塾長】

 

 

もうじき出来上がると思いますので,
(ちょっと,心もとないですけど・・・(汗))
みなさん,楽しみにしておいてくださいね。

 

ホームページには,当塾の基本理念から業務内容及び今後の業務計画が描かれています。
良かったら,一瞥で良いので,覗いてみてくださいね!!

 

 

 

 

 

さて,いよいよ,ここからが本題です。

 

副塾長:前置きが長くなりすぎてしまいました。ごめんなさい。やっぱり,この前置き,要らな
    かったかなあ?

塾  長:要るわい!!

 

 

最近,よく言葉を発するようになった3才の娘ですが,
(遺伝? ・・・それとも環境?)
今,娘がハマっている言葉があります。

 

それは,
「しごとしてください!!!!」
です。

 

 

実は,今朝も娘に言われたところなのです。

 

早朝,自宅で仕事をしていました。
私は,起きてきた娘が喜んでくれるのではないかと思って,
ノートパソコンの液晶画面越しに,
娘を見つめながら,
顔を出したり,引っ込めたりしていたのです。

 

その時でした。
「しごとしてください!!!!」
と叱られたのです(汗)

 

 

娘の発言の意図は,
ただ単に私を注意するだけではありませんでした。

 

「今,このタイミングで,この言葉を発すると,
お母さんも喜んで笑ってくれるし,
お母さんを楽しませた自分も楽しくなる!!

 

 

以前に,初めてこれと同様の体験をした娘は,
どうやらそれ以来,
同様の場面やタイミングが到来するチャンスをねらっているようなのです。
そして,同様の場面やタイミングが訪れるたびに,
笑みを浮かべながら,この言葉を発するようになったのです。

 

「しごとしてください!!!!」

 

ぶつぶつ,ブツブツ呪文を唱える「赤いカニ」は・・・いや,失礼!!
HPづくりに熱中し上気する「塾長」は,私がするこの話を片耳だけで聞きながら↓

 

「○○ちゃん,日常の会話の文脈(context)が読み取れるようになってきたね。まだ「しごとしてください!!」の1フレーズだけだし,本当の「仕事」の意味を理解しているか否かは怪しいけど,前後の文脈を判断し,一定の言葉を的確に運用する能力が育ってきているようだ。

 

言葉というものは,実際に使ってなんぼのものというところがあるよね。いくら知識としてインプットした言葉であっても,文脈に即して適切にアウトプットできないと,〈生きて働く言葉〉になりにくいよね。まあ,そうなるまでに,使い間違いなどを繰り返して,言葉を獲得するのだろうけど。

 

最近,脳科学の世界も,2才くらいまでには保護者の声を聴き分けたり,保護者の口調から,その時の感情までも読み取ったりすると言っているのでしょう?

 

乳幼児期の言葉の教育って,ホンマに大切だと思うよ。

 

そのお手伝いをうち(当塾)ができるように頑張らないとね!!

 

あ,ああ~~,あああ~~~,こんなことを言っていたら,今日,これまでHP作成画面に入力していた「言葉」を(誤って)全部消してしまったじゃない!!(涙)
(塾長,残念でしたね汗)

 

塾長は「文脈(context)」を,会話の流れだけではなく,その会話が生成される付帯的な状況〔「具体的な場面」や「(その会話に必要な)外部情報」など〕も含めた言葉として使っています。

 

【参考】『5歳までにやっておきたい 本当にかしこい脳の育て方(電子書籍版)』(茂木健一郎,日本実業出版社,2017年10月)

 

 

きっかけは,ある朝の会話でした。

 

私:「今日はどこに行くの
娘:「ほいくしょ」
私:「かあちゃんは
娘:「しごとよ!!

 

私は,娘に教えてもいない「しごと」という言葉が,
突如,娘の口を衝いて出たことに驚き,
「よく知っているね~」と褒めたのです。
それと同時に,
「そっか~。母ちゃんは仕事か~。」と言いながら,
ふざけて笑いました。

 

その「しごと」という言葉を,娘は,
「かあちゃんが笑ってくれるおもしろい言葉」
と認識したのでしょうね。

 

また,私がパソコンに向かっているときは,
「仕事をしている」という認識があるのだと思います。

 

さらに,「仕事はちゃんとした態度で行うもの」といった,
前提となる認識があるのではないでしょうか?

 

だから,文字どおり,
仕事中,ふざけたり遊んだりしていると,

 

「しごとしてください!!」

 

とニヤニヤしながら注意されるのです。

 

 

最近は,小さなお母さんのように振る舞い,
3つ年上の兄(息子)の面倒も見てくれるしっかり者。

 

 

「しごとしてください!!」―言語発達の見地から―

【洗濯物を畳んでくれる娘】

 

 

普段は兄のことを名前で呼び捨てにするのですが,
甘えたいときだけは「にいちゃ~~ん」と,
ラブラブビームを発射することも覚えました(笑)

 

塾長:こわ~~~(汗)

 

まあ,何はともあれ,
誰に似たのか,お調子者なんですよ(笑)

 

塾長:副塾長に似たのに間違いないわい!!
   そんなことより,わしゃ~,HPがえらいことになったぞ~~(涙)

 

 

これからも,たくさんのことを学び,
吸収してほしいと願います。

 

 

「しごとしてください!!」―言語発達の見地から―

【頼んでもないのに,このポーズ(笑)】

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